2009年1月 2日

Z's WS製作奮戦記(その7)

2008年7〜11月

 RAIDの検討について。
RAIDを組むなら、中途半端な、ローエンド〜ミドルレンジは、考えませんでした。
理由は以下です。

 ・ローエンドの4台でのソフトウェアRAIDは、機能・パフォーマンスが悪く、選定外。
  1台の高速HDDで、バックアップでの運用の方が賢い選定に思えます。 

 ・ミドルレンジの場合、価格的にハイエンドより少し安い程度ですので、頑張って、
  ハイエンドのボードを選定した方が、長く使えるような気がしました。

選定の仕様
 ・OS起動可能
 ・SAS/SATA双方のHDDをサポート
 ・RAID 5以上の機能
 ・PCI Express x8仕様
 ・内部8ポート以上。
 ・外部ポート装備
 ・バッテリバックアップ機能
 ・Windows Vista 64bit対応

メーカは、ワークステーションで採用実績が多いAdaptecかLSI Logicを考えましたが、
今回は、Adaptec ASR-51245としました。 

 51245_SPEC.jpg

問題は、動作保障されるMBは、エンタープライズ製品だけということです。
ショップの話でも、コンシュマー向け製品に搭載した場合の質問は、門前払いだそうです。
こうなると、高速RAIDを採用していくには、ワークステーションのマザーをベースに
考えていくしか、ありません。
 ここで、賭けに出ました。ボードのパフォーマンスを最大限に出すには、
MCHにPCI Express x8接続することです。しかしVGAとの関係で、BIOSの出来が悪い
MBでは、VGA又はRAIDが立ち上がらない可能性があります。
すると、コンシュマー製品とエンタープライズ製品の中間のSkullTrailが美味しい。
seaburg 5400チップセットを採用したワークステーション向けMBでは、
VGAカードとRAIDカードの搭載は、イレギュラーでは無いです。
Z7SWS_Block.jpg

seaburg5400チップセットのZ7S WSならば、
ほぼ、間違いなく動くと思って、この組み合わせを選択しました。
  51245.jpg

・バッテリバックアップについて
 高速化のためにRAIDボード上のメモリをキャッシュとして、Copy backモードで、HDDに
書き込む機能がありますが、バッテリーバックアップや、UPSとの併用が前提です。
ここをケチったWSは、何らかのトラブルで、RAIDカードに電源供給できずに、
マシンが落ちた場合、RAIDボリュームはお釈迦です。周りで、何回かこれを見たことがあります。
何のためのRAIDか解らなくなるシチュエーションです。

・RAIDボリュームの構築
250GBのHDDを8機でRAID6仕様としていますが、この場合1.36TBにもなります。
そこで、目的別に、複数パーティションに分けて使用することにしましたが、
どのようにしたら良いかわからず、一度失敗してしまいました。
 51245_Build1.jpg

 不思議なことに、複数の論理ボリュームを設定すると、何故か、第一ボリュームが
OSインストールボリュームとして認識してくれず、1日悩みました。
(第二ボリュームが認識出来て気づきました。)
 結果、以下のように、何も考えず構築するのが正解のようです。
複雑に複数の論理ボリュームを作成することは、個人が個人で使うWSでは、
今のところ、メリットを見出せていません。
 51245_Build2.jpg

・バックプレーンについて
 バックプレーンで2.5インチのHDDを1段の5インチベイに4機収めされるものは、
2機種しかありませんでした。
 ・Supermicro CSE-M14T
 ・DIRAC CRS-S1042-SAS
 バックプレーンは、Supermicro製が、一番実績もあるだろうし良いと思いましたが、
まず、2万以上して高い。それに、ショップの話ですと、うるさいとのこと。
そこで、12000円程度で購入できたDIRAC CRS-S1042-SASとしました。
2009年1月時点で、販売終了になっていました。(残念)
壊れたら、私の環境では、2.5インチのHDDを2段の5インチベイに8機に変更もありです。
 ・Supermicro CSE-M28E1
ただ、エアーフローは、悪そうです。

 私の環境では、DIRAC CRS-S1042-SASを1段隙間を空けて装着しています。
2機の40x40mm20mm厚のファンをLow回転モードで使用していますが、
意外と空気を流しています。9.5mm厚のHDDのため、隙間も大きいことも、
助けていると思います。
 RAID_HDD.jpg

 

RAID_BackPlane.jpg

 バックプレーンの内部です。
びっくりしたのは、オール中国製です。マイコンチップが乗っていますが、
これは、中国のセミコンダクタメーカのものです。ファンも、中国のメーカのものです。
相性問題で、ダメかと思いましたが、ちゃんと動作しています。
 しかし、ファンは、壊れるでしょう。私のサーバに使っているファンですが、
24時間稼動のせいもありますが、安物を使っているところは1〜2年で交換しています。
ものすごい異音で、寝られなくなりますので直ぐ壊れたとわかります。

New_WS_Front2.jpg

このブログ記事と同じカテゴリのブログ記事

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.myme.mine.nu/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/253

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)