2009年1月 2日

Z's WS製作奮戦記(その8)

・各社マザーボードとの比較

 正直なところ、絶対的な信頼性という意味では、
Intelや、Supermicroが個人的には好きです。
 Supermicro PIIIDME Pentium III 800MHz x2
は、今や遅いと思いますが、Win XPマシンとして、現役で動かしています。
当時、高かったですが、きちんとしたマシンは、長持ちします。
今回は、この感覚を一度忘れて、ゼロから考えてみました。
 comparison.jpg

青は、気にかけた仕様。緑は一番優れた項目。
黄色は2番目に優れた項目。丸数字は想像。
VGAとHDAudioは、自分で選びたいので、非搭載を丸とした。

 自作ファンの方なら、メーカ製よりピーキーなマシンや、オリジナリティーのある
マシンの製作を目指してしまいます。
でなければ、安いメーカ製を買った方が良いと思います。
 Z's WS(今回自作したマシン)なら、「どうしても」となれば、
HDDを最速の15000回転のSAS HDDを搭載、或いは大容量で高速のSSDを大量搭載、
CPUをQX9775オーバークロックや、1600MHz系の高クロックXeonへ、
VGAを発表されたGeForce GTX295へのアップグレードを残していますので、
お金を積めば、メーカー製WSでは、実現できないパフォーマンスを実現可能です。
North Bridge PCI Express x8接続の高速RAIDカード+大量のHDDと
オーバークロックXeonは、メーカー製では逆立ちしても無理です。
 このWSのパーツの配置選定は、これらのアップグレードに耐えられる、或いは、
強化のためのパーツ変更を用意に出来る仕様です。ケースは、水冷パイプを引き出す
穴まで標準搭載です。やるかどうかは微妙ですが。 

今回の自作において、調べたマザーの紹介です。
 

Z7S WS_MB.jpg

ASUS Z7S WS

今回の製作マシンに使用したマザー。
他社製と比較すると、メモリの方向、Ext CPU電源の位置が惜しい。
しかし、ボード面積からすると、メーカーとしては、「使う側で、なんとかしろ!」と
言っているのかもしれません。
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D5400XS.jpg

Intel D5400XS

 IntelのSkullTrailプラットフォームのマザー。
エアフロー、部品の配置、どこを見ても基本に忠実に思います。
nForce100ブリッジが無く、PCI Express 2.0 x16仕様だったら、
ボードサイズは大きいですが、組んでみたい一品です。
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 DSEB-DG.jpg

ASUS DSEB-DG

 ASUSの本物のWSマザー。Z7S WSよりCPU対応の面を含め、
ワークステーションしています。ただ、Windows Vistaでの動作の可否は不明。
Server OSのサポートはされているようですが。。。。
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X7DCA-L.jpg

Supermicro X7DCA-L

 一番小型で、8コアの実現ができるマザー
ただ、拡張性が多少犠牲になっています。
チップセットが、5100系のため、1600MHz系のCPUが使えないのも残念。
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X7DWA-N.jpg

Supermicro X7DWA-N

 堅実なWSを組むならこれと思います。私は小型で、
コンシュマー向け機能が充実していたZ7S WSにしましたが、
本物ワークステーション派の方なら、こちらの方が魅力的と思います。
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Tempest i5400XL_s5392ANR.gif

Tyan Tempest i5400XL s5392ANR

 このマザーは、マニアックです。
ショップの話では、バックプレートが付属していないとのことですので、
CPUクーラーのスタッドは自分で作る必要があります。
(位置と、高さをきちんと決める必要があるので、少し工作の腕が必要と思います。)
しかし、火を入れて動いたら、感動ものでしょう。
FSB1600MHzの未サポート。IEEE1394が乗っていません。
気にする方は、注意です。今回は、気にした機能面で、Z7S WSの方が、
自分が求めるものだったので、選択しませんでした。
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Mac_Pro.jpg

Mac Pro

 はじめは、Xeonマシンなら、Mac Proを買って、Mac OSとWindowsの
共有環境も考えました。初めて自分で買ったPCは、Mac Quadra 950で、
根っからのMac 好きなのですが、これだけ、自作パーツが在る時代では、
面白みに欠けます。サーバーマシンの様にフロントベイに大量のホットスワップ
HDDベイを備えたマシンを一人で使ってみたいという思いを実現できません。
 Mac Proでは、高速RAIDカードを入れると、拡張スロットの冷却性も心配です。
しかし、前後の大型ファン2個で、メモリとCPUを静かに冷やせる、「この配置」。
さすが、メーカーの専用設計で素晴らしい。考え方次第で、やはり、魅力的な一品です。
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T7400.jpg

DELL Precision T7400

 メーカー製WSの代表の一つです。このマシンは、メモリライザーの選択ができる
という点が、特徴の一つです。よく見ると、こちらも、Mac Proと同様に、エアーフローを
よく考えられたマシンです。しかし、拡張スロットの冷却は、ちょっと不安です。
高速RAIDカードを入れるとアウトかもしれません。T7400のオプション選択ができる
PERC 6 RAIDコントローラは、PCI Express  x4仕様であることからも、
過激な仕様ではなさそうで、発熱の問題も無いのかもしれません。
 (余談。PCI Express x4は、1GB/sですが、ASR-51245は、ピーク性能が出ているときは、
ベンチマークソフト上で1GB/sを上回りますので、これでは、完全に帯域不足です。
ということは、PCI Express X4仕様のPERC6 RAIDカードでは、性能も、発熱も、そこそこ
と想像されます。)
 Quadro FX5600(1.5GB DDR3) X2仕様の選択は可能ですので、
ボードの自己冷却を妨げない設計ではあると考えられます。
ただ、これを選択すると、+668,850円と、GeForce GTX 280 X2やX3が、可愛いく見えます。
エンタープライズ系は、ここが、目的と外れてしまいます。
個人使用では、Open GLのアクセラレーションはほとんど必要なく、
どちらかというと、コンシュマー向けのグラボの方が安くて、ありがたみがあります。
しかし、メーカー製WSでは、エンタープライズ系のグラボしか選択できません。
グラボを最低で選択して、自分で好きなボードを入れる手はありますが、
今度は、メーカーが動作保障しないと言うでしょう。ここが、自作への分かれ道ですね。
 

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