2009年8月28日

Z's WS Extreme Gen. 1 Rev. 1.0

Z'sWS_Extreme.jpg
intel、Xeonのロゴは、米国intel社の登録商標です。

Z's WSも、Extremeの銘を入れてよいレベルになってきたので、仕様公開します。
とりあえず、実運用できるレベルになったので、Generation 1 Rev1.0をFixとしました。

電源を入れてOSが立ち上がったら、何も設定等無しで、全開にできるマシンのカテゴリです。

OVERCLOCK WORKS様のブログページにリンクを貼っていただけました。ありがたい話です。

Z'sWS_Extreme_Gen1_Rev1.0.JPG

◆Z's WS Extreme Generation 1 Rev1.0仕様

CPUXeon X5470 E0 @3.33GHz ×2⇒3.81GHz OC
CPU03830A545 2L83168 7A2454
CPU13830A545 2L83168 7A2469
M/BASUS Z7S WS
MEMORYTranscend Information TS256MFB72V6U-T x4  計8192 Mbyte
 2GB DDR2 667 FB DIMM 5-5-5 2rank  667MHZ⇒762MHz OC
S/N(ロット)E3FF0700 4枚
HDD1.3TB(2TB) RAID 6
RAIDボードAdaptec ASR-51245 + Adaptec Battery Module 800T
RAID用HDDHITACHI HTS723225L9A360 2.5 7200・SATA/250GB/16MB ×8
バックプレーンDIRAC CRS-S1042-SAS ×2
 DIRAC SNT-1042SS ×1
  
Removable HDDHITACHI HDP725050GLA360 3.5 7200・SATA/500GB/16MB ×1
バックプレーンRATOC SA-RC1A-BKX
光学ドライブLG KUJ-850B BOX
ビデオカードATI RADEON HD 4870 x2 1機 @750/950MHz⇒800/975MHz OC
ケースLian-Li PC-A16(改)
電源Enermax EIN720AWT-JC INFINITI-720 + EMC007(CPUケーブル)
 水冷用:ZAWARD ST-220FAB/24 FLEX ATX 220W
サウンドPCI Ex SB X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series SB-XFT-FCS
  
 冷却系 
 CPU水枕Koolance CPU-345AC x2
 MCH水枕Koolance GPU-200
  VRM水枕Koolance MVR-40+自作バッファー板
GPU水枕Koolance VID-487x2
メモリクーラーOCZ XTC MEMORY COOLER(空冷)
ラジエターBlack ICE GTX 360 x2
ポンプLAING D5 x2
コントローラKoolance TMS-200 + TMS-EB200
 ラジエタープッシュファン用:SCYTHE KAZEMASTER
リザーバーKoolance TNK-200-V2 x2
センサ流量計:Koolance INS-FM16 x2、温度計:Koolance SEN-AP006G x2
ファンラジエターCPU:COOLER MASTER  R4-L2R-20AC-GP Blue x3
 ラジエターVGA:COOLER MASTER R4-L2R-20CR-GP Red x3
 ラジエタープッシュ:COOLER MASTER R4-L2R-20CG-GP Green x3
 PCIファン(RAID用):ZALMAN FZM-F3BL x1
 システムファン:Owltech OWL-FY1225PWM x1
 PCIファン前方:XINRUILIAN RDL7025NMB25 x2
 CPUファンダミー:WideWork 4020M12S x2
クーラントCPU側:JINGWAY ICELAND COOLANT UV Blue 2本(1L)
 VGA側:Koolance LIQ-702RD-B Red 2本(1L)
フレームLubic
  
モニターDELL 2407WFP-HC(1920x1200)+ DELL 2007FP(1600x1200)
  
UPSAPC Smart UPS 1400
  
OSWindows Vista Ultimate 64bitDSP版
VGA DriverCatalyst 9.8
  
消費電力最大700W、アイドル345W(水冷装置含む、モニタ除く)
発熱の程度水温約30℃。室温約28℃
高負荷時CPU:約60℃、 VGA: 約40℃、FB-DIMM:約80℃
アイドル時CPU:約40℃、 VGA: 約30℃、FB-DIMM:約60℃

 

◆演算能力

CPU 
整数演算126 GIPS
不動小数点演算103 GFLOPS
  
GPU 
不動小数点演算2.4 TFLOPS(1.2 TFLOPS x2 )

CPUの選定は、Xeon 5400シリーズの中で、Bus/Core Ratioが一番

高いx10のX5470としています。FB-DIMMのOC耐性が低いという話から、

Bus/Core Ratioが高くないと高クロックへのOCが困難と考えたからです。

Z7S WSは、メモリ単独のクロック設定が出来ないので、X5470では、

x10なので、SB400MHz(FSB1600MHz)では、4GHzになります。

また、X5470は、1333MHz系の最高スペックで、新品で15万円以上で

売られているCPUなので、それなりの選別品であることを期待しました。

動かしていて感じるのですが、OC耐性は、そこそこありそうです。

Xeon5400vs7600.jpg

さすがに、MP Xeon X7640(6Core@2.66GHz)を2機搭載のマシンには、歯が立ちませんが、

DP Xeon5400の最上位X5492@3.4GHzよりは、演算能力が上になりました。

MP Xeon E7450(6Core@2.4GHz)には、浮動小数点演算で上回ってます。

Sandra_ALU_FPU_MEM_3810GHz_5.jpg

これは、子供のけんかに大人が参戦の状態になるので、掲載したくない絵ですが、

Xeonを知らない方が見ても、さっぱり意味がわからないデータなので参考までに、

最強のCPUとよく言われるCore i7 EEとの比較を載せます。

i7 EE 965@3.2GHz(定格)と、2x Xeon X5470@3.81GHzの比較です。

所詮、定格では、こんなもんと思われる方も多いと思いますが、

イメージ的には4.5GHzオーバーへOCしたi7クラスになります。 

Extremeの銘で、Bus/Core RatioフリーのCPUで安定定格は、もったいない。

高クロック安定定格ってなら、Xeonの定格でしょ〜^^

4.0GHzオーバーのi7の記事を見かけますが、すごいね。

 

◆マシンの写真

 Tubing_2.JPG

空冷では、CPUと、MCHのヒートシンクで、指を入れる隙間すらない過密度でしたが、

空間ができました。おかげで、メモリが冷えるようになってきました。

Z'sWS_Extreme_Gen1_Rev1.0_2.JPG

上から、Sound Blaster、ASR-51245、4870x2が並んでいます。

水冷化して、かえってスペースが空いた感じになりました。

メモリも水冷化を考えて、水枕まで用意したのですが、

システムの温度が下がった分、空冷のままでも、なんとか行ける感じなので、

現段階では空冷です。

CoolingUnit_2.JPG

見た目重視で、リザーバを前面に配置です。

一応、ポンプにエアが噛みにくいように配管と、水位を設定していますが、

ほぼ直付けに近い配置の方が、配管重視なら理想的です。ここは、妥協です。

CPU側はブルー、GPU側はレッドのクーラントを使いました。

JINGWAYのは安くて、悪くないと思うのですが、

VGA側は、色のイメージが合わず、高価なKoolanceにしています。

JINGWAYのは、赤というよりオレンジです。

CoolingUnit_4.JPG

ラジエターファンのLEDもクーラントの色に合わせています。

VGA側は、赤色です。

 

◆skulltrailでO.C.

今まで引っ掛かっていたのは、CenturymicroのDDR2 800 FB DIMMで、

ロット違いのため、AMBが異なるチップを混在させていたことと思われます。

(基板の色が見た目で違います。)

おまけに、Bank Cycle Time も異なる最悪の状況でした。

CenturymicroのDDR2 800 FB DIMM 2GB2枚からスタートしましたが、

Xeon E5420で、SB 345MHzの2558MHzで、最高でSB 350MHzの2630以上は、

何をやってもダメでした。

このE5420は異なるロットで、片方は、温度計が1個67℃で固まってるなど、

中古らしく少し外れでした。

その後、Xeon X5470に換装して、少し不安定でしたが、SB 370MHzで、3700MHzまで、

回ってます。安定は動作は、345MHzの3450MHzでした。

その後、CenturymicroのDDR2 800 FB DIMM 2GB2枚を追加したら、

定格で、ブルーバックが出る始末です。新たに買った2枚単独では、SB 400MHzで、

メモリを認識しました。結局、販売店に相談して、古い2枚を新規に2枚に変えてもらいました。

2枚ペアのロット違の4枚で、SB 370MHzで、メモリテストプログラムが走った試しはあるのですが、

季節が暖かくなってからは、どうにも、343MHz以上で回ってくれません。

SB 400MHzで回らなければならないのに、343MHzで何をやっても、アウトでした。

SPDをみて、どのようにタイミングを設定するかを決めるBIOSの出来も最悪の部類で、

SPD値より3~4クロック短い設定になってました。DDR2 800 FB DIMMだったから、

多少なりとも、OC出来たり、低格の333で動作できたという落ちと思われます。

 これが、ロットをそろえたら、トランセンドのDDR2 667で381MHzまでOKですし、

負荷をかけなければ、395MHzまで立ち上がります。400MHzはOS起動中に

めげてます。CPUの方は、倍率をx10からx8に下げて、アンダークロック状態でも、

同じですので、メモリがめげている可能性が高いです。また、CPU変更前の

E5420でも、同じSB343〜5MHzに壁があったので、そうゆうことと思います。

期待できないですが、Centurymicroに相談してみようと思いますが。。。。

i5400は、4枚ペアがデフォルトですし、簡単に、ロットでパーツ変えられたら困る。

これは、コンシュマー向けの部品の数倍の値段するサーバー系用の

FB-DIMMの話ですからね〜。 DATARAMのは、部品が変わらんから、仕様が

一定とのことですが。値段も変わらんし、サーバー系なら当たり前のような。。。。

頑張ってくれよ〜。Made in Japan。。。。。

 

◆マルチディスプレイでのCross Fire

 3DMark06 3810_800_972_pub.jpg

2009年1月時点では、nVidia がドライバver. 180から、

マルチディスプレイ環境のSLIが可能になったのですが、

ATIは、この時点で、CF環境では、セカンダリの出力がされない等の情報しか

ありませんでして、高いけど295を買おうとも思ったのですが、

もはや次期GT300の話があり、M/Bが複数カードのSLIに対応しないこともあり、

GPUは待ち状態でした。しかし、中古で、程度の良さそうな4870x2があり、

ATIもマルチディスプレイでCFが可能の情報を聞いて、これなら、コスト的にも、

次期GPUまでの繋ぎとして良いだろうということで、買ってみました。

結果、Catalyst 9.6〜9.8で、CFマルチディスプレイは可能でした。

3DMark06のスコアや、ワットチェッカによる消費電力のデータから、

CFはちゃんと利いているようです。

 

◆このマシンの用途

このマシンの使い道は、今のところ、グリッド・コンピューティングへのボランティア参加です。

この位しか、CPUパワーを100%使いきれるシチュエーションはありません。

私が参加しているプロジェクトは、先端医療技術開発の分野と思いますが、

タンパク質の性質を解明するシミュレーションです。

SMP(対称型マルチプロセッサ)の威力を発揮できるプロジェクトとして、

http://www.worldcommunitygrid.org/index.jsp

に参加して、GPUクライアントを利用できるプロジェクトとして、

http://folding.stanford.edu/

に参加してます。CPUやGPUの使用率が100%となり、電気食いですが、

他の作業をストレス無くできますので、バックグラウンドで走らせておく感じです。

しかし、それほど、演算性能が下がるわけでなく、world community gridでの実績では、

平均ポイント/ランタイム時間のランキングは、メンバー47万人中60番前後と優秀です。

中には装置を複数登録している方も居まして、登録されている装置数は、134万台ありますから、

このマシンの威力がわかります。

また、こうゆう使い方なので、常に、primeのようなソフトで高負荷をかけているのと変わらない

状況で、マシンは超安定です。もちろん、こういった記事を書いたり、記事の画像を編集したりも、

バックグラウンドで、演算させながらです。定格でなくても、知識と腕で、OCで超安定と言える

環境を探って行きたいと思います。

BOINC.jpg

 

◆今後の展開

この仕様で気に入らないのは、メモリ関係の特性を見るために、

DDR2 667 FB DIMMにグレードを下げたことです。

DDR2 800 FB DIMMなら、4GHzオーバーは行けそうな気がします。

667に下げた理由は、M/Bのメモリの認識は、CPUのSBを333MHzで認識してるので、

DDR2 800 FB DIMMでも667で認識しており、SPDが書かれていないセッティングです。

BIOSの出来が最悪な感じなので、SPD値を認識しやすいだろうと想像して、

667にしてみました。しかし、結局は、AMBがどこまでOCについていけるかが

ボトルネックなだけの雰囲気ですので、ロットをそろえたDDR2 800 FB DIMMの方が、

回ってくれそうな気がします。

もう、5~8万積んで2Gか、4Gのメモリを4枚買うのを考えるか、

次世代skulltrailや、GT300かRV870を積むことも面白そうですし、これ以上、

ここにお金をかけるより、次の製品に期待するか微妙〜。

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