2010年9月20日

SR-2マシン製作 SR-2の特徴

EVGA Classified SR-2の情報について、調べたことをまとめたいと思います。

完全には、調べ切れてないですから、全部正確にとは行きませんが、

マシンを製作するに際して、参考になると思います。

EVGA_SR-2.jpg

 

このブロック図は、EVGAの仕様、i5520の仕様等を調べて、私が作ったもので、

全て正解ではない可能性があります。特にSuper I/Oの部分は、モニタS/W等の

複数の情報からの推測です。

 ASUS Z7S WSでもそうなのですが、どうも、Super/IOが2個載っている感じです。

2CPUシステムでは、1個では面倒見切れないのではないかと思います。

ASUS Z7S WSでは、Winbond W83627DHGと、W83793と認識されます。CPU Zで、CPU電圧が

おかしいのは、一つ目のSuper I/Oをモニタしているだけで、実際のCPU電圧を見ているSuper I/Oを

認識できてないためと思われます。考えてみると、Z7S WSは、VRMがCPU毎に在るのではなく、

共通のが1個載っている構成なので、CPU-Z側で専用に対応しないと当然ですね。

HW_Monitor_Z7SWS.jpgHW_Monitor_SR-2.jpg

(画像左:ASUS Z7S WS@OC、右:EVGA Classified SR-2@定格)

EVGA Classified SR-2では、Fintek F71882F、 がCPU 0を、 Fintek F71808がCPU 1を

それぞれ面倒見ている感じです。H/W Monitor上では、2個認識されます。

CPU Zでの表示も、大丈夫そうです。この構成なので、どちらを見に行ってもそれなりの数値が

表示されます。

 どのSuper I/OにPS/2ポート等のレガシーデバイスが繋がっているかは、解っていません。

レガシーポートは、これだけであります。

★CPU QVL

SR-2_CPU_QVL.jpg

こちらは、EVGAのサイトに載っているCPU QVLです。DP Xeonは、UP Xeonや980Xと、

価格が全然異なりますが、仕様の違いを見てみました。

 DP Xeon は、QPIチャンネルが2本在るのに対し、UP Xeon や 980Xは、1本です。

さらに、メモリの最大搭載量が、DP Xeonは、5500系で144MB、5600系で288MBとなっています。

Xeonと、980Xを比べると、Xeonのハイエンドは、DDR3-1333は定格ですが、

980XはDDR3-1066が定格です。

載ってる機能にも差がありますが、これらの違いが、i7とXeonの価格差の主要因と思われます。

i7系に比べ選別のハードルがかなり高いことがわかります。

 黄色のプロセッサは、2011/2に発売予定の新型ですが、既にQVLに載っています。仕様は

一部わかりません。SR-2にとっての本命は、オレンジのX5690なはずですが、QVLには、まだ、

載ってません。ちゃんと対応してくれるのだろうか?不安であります。もうBIOS A47がリリースされた

6月から放置状態ですし、お家事情の噂から、嫌な感じです。

 Xeon 5500と、Xeon 5600の差は、4コアモデルでも、L3キャッシュが4MB or 8MBから12MBに

増えていることと、最大メモリ搭載量が144GBから288GBに増えていることです。この容量の実現は、

対応するマザーとメモリが特殊なものになってしまいます。

 私は、現在システム構築のために、あまり高級なCPUは選択せず、2コアは置いておいて、

ローエンドのE5504を使ってます。2.0GHz(133x15)から、3.2GHz(214x15)にOCして

安定動作していますが、1.47Vも要求されています。これだけ電圧をかけたら、

軽く4GHzオーバーが私の経験ですが、この石は、ここでストップです。

倍率が低いため、システム全体の耐性と、常時全開のシステムクロック周波数としては、

ちょっと苦しい領域に入ってきますから諦めですが、常温水冷で160%のOCは、

なかなか気分が良いです。

 X5690をちゃんと回せるようにするための下地作りを、もうしばらく、頑張ります。

水冷装置は、GTX480ラジ2機(1機は所持、1機は、中古を譲ってもらう予定です。)

LAING D5を2機とポンプハウジング&リザーバ、フィッティング等、まだまだ、お金もかかります。

電源も、良いのが欲しいし、先は長いです。

 

★拡張スロット 

nForce 200付きの5520は、このM/Bだでけす。PCIe x16のGPUを4枚搭載するには、5520を2機

積んだM/Bが、DP Xeonプラットフォームでは定番です。ここが、nForce 200を2機というのが、

引っかかります。

  ASUS Z7S WSでは、実行するベンチによっては、スペック相当のスコアが出なかったり、

アプリによっては動かない等、DP Xeon プラットフォームの特性みたいなものかと思っています。

 対して、あえて、コンシューマー系のハード設計を取り入れているSR-2は面白いです。GeForceで、

4GPU構成時のSLIの相性やベンチスコアを考慮した結果なのかな〜とも思えます。

DP Xeonのプラットフォームとのベンチ比較は条件が違いすぎて、調べるにも、なかなか困難ですから、

この辺で置いておきましょう。

 ただ、RAIDカードとの相性だけはちょっと気になるところです。RAIDカードは、GPUと違って、

ベタデータが大量に流れます。なので、RAIDカードが、x8 I/Fだから、x16のGPUより、余裕と

考えたら大間違いです。GPUは、一瞬だけx16動作で転送を断続的に行われるだけですから、

こちらの方がずっと、条件が緩いです。

 GPGPUで大量にデータを流すんだ〜と考えると、GPUの方が、帯域はきついと思えるかもしれませんが、

こんなお間抜けなSWを書いたら遅いだけですから、誰もやりません。

 GPUカード内のメモリとGPUの帯域、CPUとメモリの帯域を見ればわかりますが、ここをPCIe x16で

繋ぐと、ボトルネックになりますので、CPU とGPUは、問題と結果をなるべく少ないデータでやり取り

するプログラムが世の中では、書かれています。

 RAIDカードは、このnForce200のスイッチングのためと思いますが、上手く動かない場合があります。

おそらく、Bootディスクとして使う場合に問題が出ているのだと思います。

ネット等の情報や仲間の情報。

・areca ARC-1880ix-24 4GB 動作します。(私の情報)

・areca ARC-1680ix 動作します。(仲間の情報)

・areca ARC-1231ML 4GB動作します。(ネット情報)

・LSI MegaRAID SAS 9260-8i 完全なコールドブート不能(ネット情報)

・HighPoint RocketRaid 2310 ブート不能(最新F/W)、データディスクとして使用可能。(私の情報)

  ブートの途中でフリーズしたり、OSインストール時にBoot設定に問題があると言われたりします。

おそらく、BIOSから見たとき、nForce200の先にRAIDカードが居ますから、見え方の違いだけ、

クリアされていれば、全く問題なさそうです。ハードの問題より、RAIDカード側とM/B側のBIOSの

出来次第と言えます。

 問題は、パフォーマンスですが、まだ、結論には至って無いです。nForce200がボトルネックになる

情報もありますが、まだ、解りません。ARC-1880ix-24に載っているF/Wは、現段階では、

出荷機ですらβ版という話が代理店のHPにありましたので、まだ、結論は出せません。

 

★拡張スロット その2

 SR-2のマニュアルや店頭での説明に、マルチGPUを構成する場合、PCIe補助電源が必要と

示されています。これは、意味を解ってないで、示してますね。このようなショップでSR-2を買うと、

店に聞いても解らんという答えしか返ってこないでしょうから、ショップは選びましょう。

SR-2_PCIe.JPG

こちらは、第7番目のPCIe x16にGeForce9800GTXを1枚入れて動作させているところです。

これは、上記説明によると、PCIe拡張電源は接続不要ですが、繋がないと、動きません。

電気がそもそも来ないです。PCIeスロット脇のLEDを見ると解りますが、PCIe拡張電源を繋がないと、

5〜7番は点灯しません。実際にこの状態で、5番7番に装着して動かしてみると、当たり前ですが、

動きません。GPUの電源等をちゃんと繋いで電源を入れても、GPUのファンすら回りません。

M/BのPCIe周りに電気が来ていない証拠ですね。ボードが付いているだけな感じです。

一応、堂々とわけがわからない説明がなされているわけですから、「もしかして」がありますから

やってみました。PCIe拡張電源を繋ぐと何の問題も無く動きます。

写真の第一PCIeスロットの上の形状がGPU向け6ピンコネクタがPCIe 5〜7番向けの電源のようです。

 

★メモリ

これは、ショップ情報、ネット情報で色々あって、どれもこれも、本当か嘘か解りません。

QVLに載っていないメモリで動かなくとも、あり得る話で、M/Bの品質には結び付きませんし、

1CPUで、6枚差しでは定格は、1066Hzという仕様に合ったメモリかどうかも良く解らない情報ばかりで、

SR-2は、メモリ周りで初期不良や、相性が厳しいという情報は、信用してません。

 X58で、6枚差しで、OCすると、メモリ認識がおかしくなることがあります。私も経験しています。

当たり前ですが、1066が定格の980Xで、2000MHz設定とか設定するわけで、かなり厳しいです。

動かない方が普通の状況で、6枚差しのマシンは、どれもこれも、メモリのセッティングが3枚差し

に比べて遅いセッティングです。

 大量にメモリを積みたいし、定格で良いなら、nForce200の問題もありますから、SupermicroやTYANで

組む方が良いと思えるのは、こういった理由ですね。

 ちなみに、私の選択のSanmax DDR3-1600 Hyper CL7 3枚組2セットは、Xeon E5504で、

デフォルトセッティングで、電源を入れるとメモリ認識エラーが起こります。

理由は簡単で、DDR3-1600のHyper CL7では、このCPUの定格のDDR3-800のSPD値は持っておらず、

CL4設定で動かそうとしてタイミングが合わない所が出たためですね。適当に自分で適性値を探して

設定すれば、普通に認識しまして、うまく動いてます。1284MHzと、まだまだ、定格に満たないですが

CL5設定で動いています。初めから、ちょっと高めのCPUなら、この現象は出なかったでしょう。

 

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